簡単すぎる!?BS/CSパラボラアンテナのベランダへの設置

 

 

2003年に地上デジタル放送が始まって15~6年ほど経ちます

テレビも面白い番組もあればつまらない番組もありますが、

私にとっては、どちらかといえば

面白くない番組の方が多いような気がします。

 

ただ、BS/CS(衛星放送)が受信できるようになれば、

うーんと面白くなってきますよね。

 

すでにBS/CSが受信可能なマンションや建物で

あればすぐに見られますが、ないところでは

自分で設置しなければなりません。

 

屋根に上れば危険度は増しますし、ましてや

一人では調整もかなり困難になってきます。

 

しかし、場所や条件によってはベランダや自分の

部屋に簡単に設置でき、たくさんのチャンネルがある

衛星放送を受信することが可能になります。

※早ければ1時間足らずで設置できます。

 

そうなれば、これまでのテレビ生活が大きく

変化することでしょう! (^^♪

 

なんとかテレビライフを楽しいものにしたいと、

ようやく重い腰を上げて設置に踏み切ったのですが、

思いもよらず簡単に設置できたので、今回は

その手順などをご紹介したいと思います。


まずは、簡単に設置についての説明をします。

 

アンテナを設置するにあたり、

向きは南西方位(大体午後2時ごろの太陽の位置)

と言われていますので、近隣に高い建物や障害物等

がなければ大丈夫です。

 

仮に高い建物などがあったとしても

アンテナの仰角(縦方向の角度)があるので、

よほど高い建物か、近距離で遮られていなければ

受信できる可能性は高いです。

 

というのも、私の自宅はマンションなのですが、

写真のようにアンテナの前に柵があっても十分に

受信できるからです。

目の前にはもう一棟同じつくりのマンションが

あります。

 

※こんな感じでも受信可能です。


では早速、設置方法について説明していきます。

まず、設置に必要なものを準備します。

BS/CS110°パラボラアンテナ、自立型ポール ※1、

衛星放送が受信できるテレビ、+ドライバ

 

※室内用の自立型ポールの一例

 

パラボラアンテナにも種類がありますが、

一般的に販売されている45㎝大きさのもので十分です。

※1の自立型ポールに関しては、画像のような

ベランダに排水管などがあれば利用可能です。

※こんな感じであれば利用できます。

排水管が利用できそうであれば、

パラボラアンテナ本体のみを購入すれば

費用もアンテナ代だけで済みます。

 

 

また、一人で設置するのに便利なインジケータ付き

のものもありますが、室内やベランダであれば

インジケータなどなくても全く問題ありません。

テレビを見ながら信号レベルを確認できるので、

それが一番良いでしょう。

私はインジケータ付きのものを買ってしまいましたが、

特に使いませんでした。(^^;

 

仰角に関しては、パラボラアンテナの後ろの

取り付け金具に日本地図が印刷してあり

お住まいの地域に合わせて頂ければ結構です。

 

 

大体の地域のところへ仰角を合わせたら、

一旦、仮止めしておきます。

 

次に自立型ポールにアンテナを取り付けます。

取り付けたら、午後2時ごろの太陽の位置に向けます。

ゆっくりと左右に角度を変えながら回していくと、

受信レベルが反応しますので、そこで一旦、左右に

振るのを止めて、仰角をきちんと合わせます。

 

合わせ方は、上下にアンテナを振ってみて最高レベル

のところで、ねじを締めます。

 

これで上下はシッカリと固定されますので、

あとは左右に振ってみて一番最高レベルに

なるように微調整しましょう。

 

始めは電波が捕まらないとイライラしますが、

一旦、電波を捕まえてると大体の方向がつかめます

ので、すごく楽に受信できるようになります。

 

重要:

 受信のコツですが、当然、部屋の中では受信できません。

 まずは、部屋の中でも縁側や窓側の目いっぱいギリギリの

 ところに置いてみることです。

 もしくは、パラボラアンテナを完全に外に出すことです。

 仰角は結構角度があるため、窓にひさしなどがあると

 受信できませんので、完全にパラボラアンテナが外に

 出るようにすることで必ず受信できます。

 少しでも受信できれば、方向や角度がわかりますので、

 そこから部屋の中の方へ持っていくことで、どの位置

 まで受信できるか把握できるはずです。

 

私のベランダからですと受信レベルが55くらいで

精一杯でした。レベルは30以上あれば問題ない

ようです。

 

 

但し、天気が曇っているときや、雨、雪などの

気象の場合には、電波を通しにくくなるので、

少しでもレベルが高い方がいいです。

 

が、そこはあまり神経質にならずに・・

 

また自立型ポールを使ってベランダに設置する

場合には、台風などの強風対策も必要かと思います。

或いは長期で留守にする場合も防犯対策

なども行ってください。

 

私は、何かあるときにはそのまま部屋に入れるよう

にしています。その場合を考慮して、アンテナの位置が

すぐわかるように、写真のように印をつけてあります。

何度もこれで試してみましたが、

テレビの受信レベルを確認することもなく、

最高レベルの受信状態を確保できています。


一つ注意点ですが、パラボラアンテナに電源供給

しなければ電波を受信できません。

 

テレビを見ながら調整する際には、必ず電源供給をON

してください。

 

また、パソコンなどのチューナーで見る場合には、

そのままでは受信できませんので、分配器に電源供給

できるアダプタを接続して受信します。

 

 

BC453K DXアンテナ BS・110°CSアンテナセット

 

では、BS/CS受信で快適なテレビライフをお楽しみください!!

NHKへの受信料申告も忘れずに!!